Here's that rainy day から始まったセッション

先日YouTubeでDoc Severinsenの映像を見た。

 

Doc Severinsenというトランぺッターをご存知でしょうか。ベニーグッドマンのバンドで弾いてたこともあったそうですが、日本ではあんまり有名じゃありませんね。凄く良いトランぺッターなのに。

 

一方アメリカではそこそこ有名みたいです。ジョニーカーソンがやってた頃のTonight Showのハウスバンドのリーダーを何と25年間も勤めてたそうです。だから、テレビに毎日出演していたようです。タモリさんもトランぺッターですが、タモリさんと並んでテレビに露出の多かったトランぺッターと言えるかもしれません。

Johnny Carsonが亡くなった晩、そのドクセバリンセンがジョニーカーソンの好きだったHere's that rainy dayをテレビで演奏したのですが、その演奏があまりにも素晴らしくて、すぐにこの曲が好きになりました。

 

ひと月程前から、森田珠美さんの追っかけをやるようになってから、いや、正確には私の先輩の佐野大介さんと森田さんのライブを聴きにいってから、自分も楽器を弾けるようになりたいと思い、トランペットを数年ぶりに持ち出してきて、寝る前にできるだけ毎晩練習をするようになりました。

 

楽器の練習というのは元来孤独なもので、一人でああでもないこうでもないと思いながら、ひたすら練習するのみなのです。それはそれは孤独、私はそういうコツコツ続けるのが苦手なので、何かしら練習に張り合いが欲しいと思っておりました。それじゃあ、練習の発表の場を作ろうと思い、ジャズバーのジャムセッションに参加することにしました。

 

森田珠美さんも、セッションのホストピアニストとして出演されていることもあるのですが、彼女の出ているジャムセッションはなんだか敷居が高そうで、ちょっと気が引けました。だから、とりあえず、初心者でも参加できるジャムセッションを探しました。嫁さんにも手伝ってもらって探したら、錦糸町にJ−Flowという店があって、毎日セッションを開催しているらしいのです。そして、土日は初心者歓迎のセッションをやっているというので、早速足を運びました。

 

セッションに行って、いろいろ自分の課題も見つかりましたが、まあ、そういう個人的なことはともかくとして、なかなか楽しかったです。

 

店に着いたら、私と店のひとしか居なくて、他に誰もきてなかったのですが、マスターとホストバンドで演奏が始まりました。昨日は折からの雨で、しっとりとした午後だったのですが、はじめの一曲の選曲がHere's that rainy day。ちょっと嬉しかったです。ああ、これから将来こういう曲も弾けるように練習しようと思いました。

 

どうか、私の志が折れないように、見守ってやって下さい。

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コメント: 2
  • #1

    Masticating Juicer (木曜日, 25 4月 2013)

    This post was in fact exactly what I had been in search of!

  • #2

    早漏 (火曜日, 12 5月 2015 12:32)

    これはなかなか興味深いね