TriumphとGolden Virginia 英国車への憧れ

先日、ハーレーのソフテイルが欲しいとブログに書いたけれど、実は英国車も乗ってみたいのです。どちらかというと、トライアンフの方が街乗りする分には便利なんじゃないかと思っているのです。

 

トライアンフ、なんて美しいバイクを作っているのでしょうか。トライアンフの完成されたデザイン、エロティックに輝くエンジン周りのメッキパーツ、無骨なシート。英国車ってなんでこんなに洗練されているのでしょう。それだけ英国のバイクメーカーのバイクへの探求度合いが深いということなのでしょう。ああ、トライアンフに乗りたい。その為にはまず大型免許を取らねば。

 

スティーブマックイーンへのオマージュのボンネビルのモデルがありますね。最近出たのでしょうけれど、あれ見てたらGolden Virginiaを思いだしました。

ご存知ですか、ゴールデンバージニア。日本でも比較的手に入りやすい手巻きタバコです。あのグリーンのパッケージのけれんみのないデザイン。パッケージを開けた時のちょっと梅干しににたタバコの葉の香り。火をつけて香るスムーズで甘い煙。あまり高いタバコではありませんが、世界中のタバコの中でもかなり洗練されたブレンドのタバコだと思います。あの洗練は英国車の洗練と共通するところがあります。

 

イギリスって行ったことも無いし、イギリス人の友人もいないので、詳しいことはわかりませんが、ダビドフやダンヒル等のクオリティーの高いタバコブランドも、アリエル、BSA、ノートン、Triumph等のバイクブランドも世界中の紳士淑女より愛され続けていることは確かです。

 

その中でも、トライアンフはちょっとやんちゃなブランドといえるのではないでしょうか。ロッカーズの連中がカフェの周りで乗り回していた改造トライアンフを思うとき、そこにノーブルなイメージとちょっとスノッブな香りを同時に感じるのは私だけでしょうか。Golden Virginiaをふかしたりしててちょっと労働者の香りも漂わせながら、革ジャンなんかも、ルイスレザーとか結構高いのに、あの連中は結構普通に着こなしてますよね。ホントはそこそこ金がある家庭の坊ちゃんなのかもしれませんが、乗ってるバイクはピカピカっていうわけでもなく、程よくくたびれてて、ああいう風にバイクとおつきあいできたら幸せでしょうね。

 

ハーレーが地平線を超えて何処までも遠くへ私たちを誘うのに対し、トライアンフはちょっと町中で乗り回したいイメージです。実際トライアンフに乗ったことが無いので、はっきりとしたことは言えませんが。

 

銀座の中央通で、たまにVintageのトライアンフのサンダーバードを見かけますが、うらやましいですね、ああいうの。バイクとの理想的なおつきあいだと思います。いつか金が貯まったらトライアンフに乗りたいと思います。早く大型免許とらないと。