姉にニコンの一眼レフの使い方を教えた。また写真を撮りたくなった

今日は昼過ぎまでずっと心が重たくて、調子が悪かった。

 

人生っていうのは張り合いが無いと生きてる感じがしない。僕も色々生き甲斐とか、張り合いと言ったものも沢山あるのだけれど、この病気のせいか、そういうものを忘れたようになってしまう。まるで、自分の人生には生きる価値がないような、張り合いが無い生活を送っているような。

 

それで、昼ご飯を食べた後もしばらく心の中に暗雲が立ちこめるような感じがした。また前みたいにならなければ良いのだけれど。

 

景気悪い話ばかりのようだけれど、ちょっと前向きな気持ちになれることもあった。

数日前に姉が父の古いカメラ、ニコマートを持ち出して写真を撮ったけれど、結局全然写っていなかったとメールが今日届いた。

 

それで姉に電話をかけて、カメラの使い方を電話越しで教えた。手元にカメラが無いのでどのくらい伝わったかはわからないけれど、どうやらカメラは壊れていないということだけは確認できたらしい。

 

おそらくフィルムの入れ方が悪かったのだと思うけれど、しばらく使われてないカメラだったから、巻き上げの機構に不具合がおこっているのかもしれなかった。

 

そんな話を姉としていたら、久しぶりに写真を撮りたくなった。今までしばらくサボってきたけど、カメラを提げて街を歩いてみたくなった。

 

35ミリだとパチパチ撮ってしまって、結局現像できずじまいになってしまうので、シノゴなんかが良いのじゃないかと思っている。グラフマチックホルダー2枚だけもって、三脚とともにカメラを持って歩く。1シーン2コマづつ撮影して歩く。6カ所の撮影が可能だ。こんなことを考えてウキウキしていた。

 

それは生き甲斐と言う程しっかりしたものではないけれど、自分の生活の先をてらす明るい光だと感じた。