ダンヒル銀座本店のノートンに痺れる

私は、何と言うかバイクが好きで。バイクって言うと結構いろんな種類があって、それぞれにいいところ、カッコいいポイントがあるんだけれど、個人的にはアメリカンのバイクが好きです。

 

アメリカンのバイクってオヤジくさいっていう方々も多いでしょうが、あれはゴテゴテいろんなもんつけたり、高級路線だったりして金持ちオヤジのステータスシンボルみたいに思われるからなんでしょうが、それもしょうがないでしょう。けれど、クルーザーってネイキッドとかスポーツタイプのバイクよりも簡単に乗れるし、安定がいいから疲れないし結構いいもんですよ。そして、限りなく贅肉をそぎ落としたアメリカンのバイクや、使い込まれたアメリカンのバイクはカッコいいですよ。バイクの魅力の一つの完成形でしょう。

3連休が終わって、振り返ってみると随分寝たなということしか思いだせないんだけれど、バイクにも乗れたしそこそこいい3連休でした。それで今日は久しぶりの仕事です。仕事に行く先があるということは喜ばしいことで、試用期間中とは言えども、仕事があって良かった。

 

それでも、今日は何となくなかなかスイッチが入らないで、どんよりした気持ちで昼過ぎまでを過ごしました。そういう時もあるのが人生です。それでも、近頃は何と言うか充実している方です。毎日新しいことの始まりの途中に居ます。いつまでもこんな調子じゃ困るんだけれど、なんとか早く一人前になりたいです。

 

それで、今日はわりと早く仕事が終わり、銀座の街を歩いてショーウィンドウをのぞいたりして帰りましたが、ダンヒル銀座本店の前で立ち止ってしまいました。

 

なんて美しいバイクなんだろう。バイクは人類が発明した乗り物のうち最も美しい形で完成された造形であることと、バイクの持つ未知なる可能性を感じさせる美しいノートンがそこにはおかれてました。

 

一台のノートンを展示するのにこれ以上優れたギャラリー、ショールームは無いかもしれません。ダンヒルってもともと自動車とかバイクとかの用品を作ってたブランドだけあって、バイクに対するセンスも光ってますね。

 

ダンヒルだからって英国車じゃなければならないとか、そんなことは無いのでしょう。例えばそれがホンダのレーシングマシーンでも美しく見えるのでしょうけれど、ノートンという一つの造形美のあり方を憧れの眼差しで見るショーウィンドーとしてダンヒルという舞台装置は最適であると感じました。

 

銀座がファッションだけに留まらず、文化、価値観の発信地であり続けるためにも銀座のショーウィンドーは常に憧れを内包する義務があるのだと感じました。

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コメント: 1
  • #1

    精力剤 (月曜日, 04 5月 2015 23:47)

    「初めて???。だろうな。怖いか? 平気、という割には、体が震えてるぞ?」